2009年04月22日
下界と上界=黒部のギャップ
4月10日、今日は黒部ダム・立山黒部アルペンルートの営業が始まる日です。
真っ青な空の下、オープンのイベントが行われました。
トロリーバスの開通式を終えた後、バスにゆられて、ダムに向かいます。
破砕帯を過ぎ、駅についてダムに出ると、そこには武者行列がいました。
それは佐々成政(さっさ なりまさ)に扮した軍団でした。
成政は戦国時代の武将で、厳冬期に北アルプス・立山山系を越えて、浜松まで行軍したのです。
これが現代では、「さらさら越え」と呼ばれています。
そんなつながりがあって、今回のイベントでは、武者行列がその行軍を再現することになったのです。
黒部の景色を眺め、歴史に思いを馳せるのも、なかなか風流です。
さてさて、黒部ダムに広がる風景は、当然ながら武者行列だけではありません。
山有り、空有り、湖有り。
山は眼前に迫り、空は雲ひとつなく真っ青でした。
そしてなんと、ダム湖にはまだ氷が張っていました。
もう、とにかく景色がきれい!
それもそのはず、黒部ダムは最も景観や環境に配慮されたダムといっても過言ではないからです。
例えば、発電施設は地下に埋めたり、電機で動くバスでトンネルを移動したり。
けれど、まだまだ奥には隠された風景があるのです。
ケーブルカーとロープウェイに乗って、階段を上ったら景色はすぐそこ。
ダムの入り口で見た景色の、丁度反対側の眺めが目の前に広がります。
見渡す限りの山と空。
山の名前をご存知の方が楽しめることはもちろんのこと、
山に詳しくない方でも、きちんと案内表示があるので安心です。
さらに、皆さんを案内してくれるのは、看板だけじゃありませんよ!
大町市には、観光ボランティアさんがいらっしゃいます。
この日は、イベントがあるということでガイドをされていました。
また、普段も個人・団体に関わらず予約すればガイドしてもらえます。
詳しくはHPで。
(大町市観光ボランティアの会リンク)
そして、雪の大谷を作る際の除雪費の一部にもなる、ダムの写真集も販売されています。
販売員の方にもちょっと注目してみてください。
ところで、ダムといえばやっぱり「雪の大谷」や「放水」が気になりますよね。
雪の大谷については、4月の17日から5月末まで「立山・雪の大谷ウォーク」を開催しております。
また、黒部ダムの観光放水は、例年6月26日からとなっています。
春には春の、下界からは想像がつかない見所がある黒部ダム。
風景写真を撮るのが好きな筆者としては、年間フリーパスがほしいところですね。
ちなみに、佐々成政殿からコメントを頂戴しております。
「天気がよくて最高!みなさん、是非来てください!」と。
大町市では黒部ダムのほか、「国営アルプスあづみの公園:大町・松川地区」のオープンも近づいております。
開園予定は平成21年7月18日です。
また、黒部の後に「若一王子神社」も訪れました。
この神社には、少し特徴があります。
それは、約17,186平方mの広い平坦地に針葉樹の純林があることです。
とても静かな場所で、7月にはお祭りもあります。
心身のリフレッシュや、家族サービスに。
普段目にしない、自然のそのままの姿に圧倒されること間違いナシです!
(信州大学 モモモト)
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