大町の旅(4月・PART2)

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☆2010年4月発信されたものです☆


皆さんこんにちは!

 今回は、4月~5月の大町(&安曇野~白馬)最新情報と前回の旅のプラスアルファ情報をお届けします。

 まずは桜情報から、、、。

 

「桜、、、大町周辺のおすすめスポット」

 太平洋側ではほとんど終わってしまった桜ですが、春の遅いこのあたりでは、4月後半にかけて、いよいよ本番を迎えます。例年よりやや遅めのようです。時々気温が下がったり雪が降ったり(この時期にしては珍しいです)しているので、予想も難しいようです。

(写真は、昨年までのものです)

 

★最初に紹介するのは、大町公園観光道路です。

 ここの良さは、何といっても北アルプスをバックに満開の桜を眺められること。残雪の白と空の青、桜のピンクのコントラストが絶妙です。眼下には、大町の街並みが広がっています。大町山岳博物館前の大町公園、その少し下から山麓沿いにのびる観光道路、それから大町市霊園は、隠れた桜の穴場です。

 〔4月下旬頃、見ごろになりそうです〕

 

 

★最近、人気上昇中なのが、中綱湖のオオヤマザクラ。

 

 

 淡いピンクが湖面に映り、美しい風景に、、、! アマチュアカメラマンの人気スポットになっています。写真を撮るなら、なるべく風の少ない日の方が、湖面に桜が映ってきれいです。

 〔4月下旬頃、見ごろになりそうです〕

 

 

大町市の桜に関して詳しくは、大町市観光協会へ(0261-22-0190)

http://www.kanko-omachi.gr.jp/

 

次に、お隣、池田町の桜スポットを2ヶ所紹介します。

★小鳥たちがつくった夢の郷、陸郷!?

 西の吉野、東の陸郷とまで言われるのが、陸郷の桜。登波離橋の先の桜仙峡から、夢農場のある夢の郷まで、桜の中のトレッキングコースもあります。ただし、アップダウンのある片道4kmほどの山道なので、時間のゆとりを持ってお出かけください。

 〔4月22日現在、見ごろです〕

 

 

 

 

★また、鵜山(うやま)の桜並木も隠れた花名所。

 数年前までは、あまり知られていませんでしたが、今は立て看板もあり、迷わずに行くことができます。天気が良ければ、桜越しに有明山も望めます。こちらは、県道51号から車で1~2分で桜並木脇の駐車場まで行けます。

 〔4月22日現在、見ごろです〕

池田町の桜に関して詳しくは、池田町観光協会へ(0261-62-9197)

http://www.ikeda-kanko.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★最後に、もうしばらくしてから見頃を迎える白馬の桜も紹介します。

  写真は、伝行山の桜、下は貞麟寺のしだれ桜です。白馬の桜は、年によっては、ゴールデンウィーク以降ということもあり、他が終わってからでも、まだまだ楽しめます。

 

 

 

 

★また、白馬ではこの時期、コブシの白い花も、青空に映えてきれいです。

 

四十九院のコブシは、2本のコブシが水を張った田に映ります。(場所は、ジャスコ白馬店の近くで大糸線をへだてた反対側です)また、もう少し南のグリーンスポーツの森周辺にも同じ時期、コブシが白い花を咲かせます。

白馬村の桜に関して詳しくは、白馬村観光局へ(0261-72-7100)

http://www.vill.hakuba.nagano.jp/index2.html

 

 

さて、前回も少しお話しした雪形について、、、。

 

「雪形って、何?」

って思っている方もいるかもしれませんね。

 まだ天気予報の技術も進んでいなかった昔、山の雪の解けぐあいから農民は田植えや種まきの時期を読みとっていました。雪形は、当時の里人が農業を営む重要な指標でした。

 前回紹介した「ニワトリ」だけでなく、長野県には、50以上の雪形が存在すると言われています。とりわけ北アルプスには、有名な雪形が多く残っています。

 

山の名前にもなっている雪形

 左の写真は、白馬岳の「代かき馬」の雪形です。山の白馬(しろうま)岳、そして村名の白馬(はくば)という名前の由来になった雪形です。

 でも、、、、、、。

ご覧のとおり、白ではなく、黒い馬なんです。ではなぜ白馬、、、?

 実は、もとはと言えば白馬岳ではなく、「代かき馬」の雪形が現れる「代馬岳(しろうまだけ)」だったんです。でも、地図作製の時、代馬を白馬と当て字し、「白馬岳」になってしまったのです。つまり、白馬村という村名は、誤字から生まれた名前と言ってもいいかもしれません。

 雪形にまつわる由来やエピソードは、他にもたくさんあります。また機会があったら、ご紹介しますね。

 白馬岳と同じように雪形から名前がついた山には、「種まき爺さん」の雪形が現れる爺ヶ岳や、「蝶」の雪形が現れる蝶ヶ岳などもあります。また、全国に19ほどある駒ヶ岳という山、、、、その中には、駒(馬)の雪形が現れる山もいくつかあります。

 

4月下旬現在、見頃の雪形

・・・代かき馬(白馬岳)、武田菱(五竜岳)、ツルと獅子(鹿島槍ヶ岳)、南の種まき爺さん(爺ヶ岳)、常念坊(常念岳)etc、、、

 

5月以降、見頃になる雪形

・・・仔馬(小蓮華山)、ニワトリ(白馬乗鞍岳)、北の種まき爺さん(爺ヶ岳)、万能鍬(常念岳)、(蝶ヶ岳)etc、、、

 

 

そして、5月に入って最初の大きなイベントは、

「塩の道祭り」です。

 今年31回目を迎える塩の道祭り! 今年も小谷村(5月3日)白馬村(5月4日)大町市(5月5日)の予定で行われます。

 

塩の道とは、、、?

 いにしえの道「千国街道」のことで、新潟の糸魚川から信州の松本にいたる約30里(120km)の道。日本海から塩や海産物、内陸からは絹織物などが運ばれていました。

※松本よりさらに南の塩尻まで続いていて、塩の道の終点なので「塩尻」という名がついた、という説もあります。残念ながら信憑性は薄いです。

 

5月5日大町では、、、次の2つのコースが予定されています。

・湖畔道中(旅姿コース)

・山麓道中(文化史跡コース)

 

 ちなみに山麓道中は、前回のコラムにも書いた見どころ(仁科神明宮、盛蓮寺、薬師寺)などを巡る歴史好きにおすすめのコース。ただし、生活道路なので100名限定です。

 湖畔道中は、昔の人の旅姿での参加も多く、去年は馬も一緒に歩いたようです。海の口付近の菜の花も、この時期ちょうど満開になり、写真愛好家にも人気のコースです。

 「塩の道祭り」は、参加無料で当日でも参加できます。各所でふるまいなどもあります。お楽しみに、、、。

 

 

 

 

 

さて、前回紹介した仁科神明宮について、、、。前回お伝えしきれなかった重要文化財のことをご紹介します。これらは宝物収蔵庫(入館料300円)に保管されています。

 

棟札(むなふだ)・・・棟札は、社殿造営の時、その記録を板に墨で書き、棟木に打ちつけたもの。1376年から600年以上、総数33枚、そのうち27枚が国の重要文化財に指定されています。

 

御正体(みしょうたい)・・・神仏習合の思想から生まれた独特の形をした御正体。仏像が銅板のはめこまれています。16面保管されているうちの5面が重要文化財に指定されています。

 

 

 

 

そして、宝物収蔵庫で、もうひとつ珍しいものを見つけました!

それは、、、、、ネコの神様、、、唐猫様!!

雨乞いの神様がネコ!、、、神社で猫が神様というのは、とても珍しいようです。

 

唐猫の伝説

 日照りが続くような年、神明宮の唐猫様を持ち出して、高瀬川で流すと神様が怒って雨を降らすという言い伝えがありました。「初代」といわれる小さめの唐猫は、数年前の本殿整理中に発見されたもので、かなり痛みがはげしいことから、実際に川に流されたものだったということがうかがえます。伝説と言われていますが、戦前くらいまで行われることもあったようです。

 

 

さあ、いよいよ春も本番!!

桜にコブシ、菜の花やレンゲ草など、信州らしい美しい風景が見られるようになります。

春の信州でお待ちしています!

 

 

 

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