大町の達人になろう!

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「大町の旅(4月)
記念すべき一回目、、、新しいブログを担当することになった近田(夫婦)です。よろしくお願いします。  
まずは、簡単に自己紹介から、、、。  
私たち夫婦は、3年前の2007年から大町市社(やしろ)で「森のみち草」というペンションを営んでいます。その前まで、約22年間、白馬でやはり宿をやっていました。白馬時代に「白馬の達人になれる本」というガイドブックを発行し、地元からささやかに情報発信しておりました。  
でも、まだまだ大町に関しては初心者。そんな我々に旅の案内をしてくださるのは、大阪から大町に移り住み、大町で長年タクシードライバーとして活躍し、大町をくまなくまわり、大町とその周辺を熟知した元運転手「大町の達人」治(ハル)さんです。
誰よりも、北アルプス“白馬・大町・安曇野”をこよなく愛し、プロドライバーとして培った目線で、地元の人でも知りえないような穴場スポット等、ホットなニュースをお届けします。 
大町周辺の知られざる魅力を発見しつつ皆様ともども「大町の達人」を目指していこうという企画なのです。大町の見どころ、食べどころ、地元の人しか知らない穴場など、読んでくださる方と一緒にワクワクしながら旅ができればと思っています。よろしくお願いします。



「意外なアングルから見る北アルプス

初日の今日、朝から天気も良く、まずは北アルプスの綺麗に見える場所として、大町市南部、高瀬川にかかる宮本橋へと向かいました。橋のたもとには休憩ができるあずまやもあります。治さんは、車を停めると、なんと橋の下へ!  
そうなんです。橋の上からでも充分素晴らしい眺望なんですが、橋の下から見ると、川の流れが目前に迫り、独特のアングルに、、、。
さすが「大町の達人」視点が違う!、、、と我々も感心させられました。





「大町からも見える「ニワトリ」の雪形」

雪解けのこの時期、おすすめなのが雪形探し。  
この季節、信州ならでは楽しみの一つです。雪形、、、県外からの観光客の方には、馴染みの薄いものかもしれませんが、今のように天気予報の技術のなかった昔の里人が、田植えや種まきをする時期を決める目安としていたのが、この雪形です。大町では鹿島槍ヶ岳の「ツル」「獅子」、爺ヶ岳の「種まき爺さん」などが有名です。





それだけでなく白馬にいた当時、身近だった「ニワトリ」の雪形が、この宮本橋から高瀬川越しにはっきり見えるのです。さえぎるものがなく、正面に見える「ニワトリ」の姿。せっかくここまで来たら、ぜひ「ニワトリ」の雪形を探してみてください。宮本橋から、ほぼ真北の方角に見ることができます。
(右の写真は、5月中旬撮影のものです。ニワトリ【尾長鶏】の姿が、わかりますか?)  

北アルプスの展望を満喫した後は、宮本橋から東へ約2kmの国宝仁科神明宮へと向かいました。


「『嗽盥』さて、この字、何と読むかわかりますか?

仁科神明宮の手水所で、目に飛び込んできたのがこれ。パソコンで表記するのも難しいこの字は、、、夏目漱石の漱とも違うようです。漢字検定2級の(1級でないので、たいしたことないのですが)妻の近田Sも完全にお手上げのようでした。

、、、、、すすぐ(くちすすぐ)
、、、、、そそぐ(たらい)

と読むようです。神明宮の「二の鳥居」(全部で3つある鳥居の2番目)を手前にあるので、ぜひここで手を洗って(または口をすすいで)みてくださいね。


「仁科神明宮は、なぜそんなに貴重なの?

長野県に国宝の建物が5つ。松本城や善光寺という有名どころと肩を並べる仁科神明宮は、残念ながら他の国宝ほど知名度はありません。でも、一見地味なこの仁科神明宮、実はとても貴重な建築物なのです。  


仁科神明宮は、平安時代、日本古式の「神明造」(あの伊勢神宮を根源とする様式)として建てられました。ご存じの方も多いかもしれませんが、伊勢神宮は、20年に一度、遷宮(建てかえ)が行われます。つまり、新しい建物に建て替えられるのです。  
ところが、仁科神明宮の方は、遷宮自体は1000年以上続いているのですが、江戸時代の初めからは部分補修にどどまっています。そのため、柱なども当時のまま。伊勢神宮など他の神社と違い、「当時のまま」というのが、とても貴重なのです。  



日本最古の神明造として、本殿、釣屋、中門が、国宝に指定されています。ぜひ、拝殿の横から中に入り、間近にご覧になってください。  
ちなみに、江戸時代から部分補修にとどまってのは、当時の藩が財政難だったからという話も、、、。お金がなくて良かったのかもしれないですね!  

仁科神明宮
〔住所〕〒398-0003 長野県大町市社宮本1159  
〔TEL〕0261-62-9168
〔アクセス〕安曇沓掛駅から東に2km(徒歩30分)  
豊科ICから国道19号、県道51号経由で20km(車で30分)

「大町の達人」治さんに案内してもらう旅は、さらに続きます。
塩の道(当時の千国街道)沿いに、途中、盛蓮寺(じょうれんじ)や山下神社などにも立ち寄りながら(後日紹介できるかと思います)北に向かい、大町市松崎にある薬師寺(信濃大町駅の東側で、歩いても10分位です)にたどり着きました。  
そこで見たものは何と、、、、、!?

「こんなところに静御前の墓が、、、!

奥州に逃れた源義経を追った静御前が、「奥州」「大塩」を間違えて、現在の大町市美麻(大塩という地名の場所があります)に行ってしまったという話が残っています。「静の桜」という古木は、静御前がついた杖が大きく育ったと言われています。  
このあたりまでは、地元の人ならだいたい知っている話なんですが、実は、その静御前の墓がここ薬師寺の裏にあったんです!  
文字通り、静にひっそりとたたずんでいました。  

乗っていた牛が倒れ、静御前が「牛や立て、牛や立て」と言ったことから、この場所の地名が「牛立」になったとか、、、、、。  
ひっそりと残っていたのが、とても嬉しかったです。



薬師寺
〔住所〕〒398-0003 長野県大町市社松崎6362 
〔TEL〕0261-22-0748
〔アクセス〕信濃大町駅から東に0.6km(徒歩10分)

さて、治さん案内による旅は、続いて宮の森自然園へ、、、。

「ザゼン草咲く宮の森自然園

春の花として信州で真っ先に咲くのは?  アンズ、、それとも福寿草?、、実は雪の中から最初に顔を出すのは、このザゼン草なんです。  
ザゼン草、、、ご存じですか?この花、、、ちょうど達磨大師が座禅をしているよう、というところからザゼン草の名になったようです。ちょっと暗い名前と風貌、、、近づきすぎると悪臭が!(何だ、いいとこないじゃないか、と言われそうですが、、)でも、このザゼン草、自ら発熱するというすごい特技を持っています。周りが雪でも、苞の中は、20度以上という暖かさ。この温度と臭いで虫たちをおびき寄せているのです。  
独特の姿から、近年徐々に人気度がアップしているこのザゼン草、、、現在、宮の森自然園で見られます。  



バイカモ
ワサビの花が咲き、イワナも住むという清い水の流れが心地良い雰囲気の宮の森自然園でした。

宮の森自然園
〔住所〕〒398-0000 長野県大町市平  
〔TEL〕0261-22-0190 (大町市観光協会)
〔アクセス〕信濃大町駅から車で10分

最後に大町駅近くの食事処を一軒紹介します。

「ボリュームの黒部ダムカレー

今回、食事をしたのは、「こまつうどん店」。  
このお店、地元では知る人ぞ知るうどんの人気店。いつも昼時はにぎわっています。 ヘルシーで素材にこだわったうどんが評判ですが、今回は、うどんではなく「黒部ダムカレー」を注文しました。まずは出てきたボリュームに圧倒されました。  
このお皿、、、デカイ!大食漢も満足できる量です。  
さすがうどん店だけあって、うどんもセットでついてきます。(カレーのお皿が大きすぎて、うどんが小さく見えますが、、、)カレーは和風の味付けで、「できるだけ有機野菜を使っています」とのことでした。  






ダムを模したアーチ型のごはんに、少し辛めのカレー、ガルベを表しているのは、黒豚の串カツです。たっぷりのサラダに、黒豚しゃぶしゃぶまでついていて、イヤ~満腹になりました!コシのしっかりしたうどんも、もちろん言うことなしでした。  

こまつうどん店
〔住所〕大町市大町日の出町3306-14  〔TEL〕0261-22-0646
〔アクセス〕信濃大町駅から徒歩4分   〔定休日〕不定休 〔駐車場〕5台

今回の旅、盛り沢山すぎて、どこまでお伝えできたか少々不安です。今回紹介できなかった部分や情報など合わせて、次回のブログでも紹介します。これからも誰も知らない大町周辺の魅力を、どんどん紹介していきたいと思います。  それでは、次回まで皆さんお元気で!

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