大町の旅(5月・Part2)

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☆2010年5月29日に発信された情報です☆

皆さん、こんにちは! 5月の旅、第2回目、、、、今回は、5月~6月の花情報や、前回お伝えしきれなかった大町の「こんな話、あんな話、とっておき情報」などをご紹介します。

桜が終わっても、まだまだ楽しめる 大町、安曇野周辺の花  
桜が散り、春の花も一段落、のこの時期、意外に知られていない花風景は、、、



菜の花と幻の池
 


最近注目度がアップしてきた中山高原の菜の花! 例年、5月中旬までが見頃ですが、今年は気温の上がらない日も多く、まだきれいな菜の花が見られます。爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳をバックに、黄色い菜の花が色鮮やか、、、新緑の林や、白樺の木々もあり、独特の風景を作り出しています。  







この菜の花、地元そば店店主らで作る「菜の花農業生産組合」が栽培をはじめ、そこから生まれた菜種油は、東京のフランス料理店シェフにも絶賛されるなど、高い評価を得ています。  


そしてもうひとつ、この時期だけ雪解け水でできる幻の池(荒池)が出現しています! 期間限定なので、ぜひ今のうちにこの景色を見てみてください。






レンゲ畑
 
 
都会に住む人には、記憶の中にだけかすかに残るふる里の風景なのかもしれませんが、安曇野周辺では、まだあちこちでこんな風景が見られます。(もちろん、昔はもっと沢山の場所で見られたようですが、少なくなってしまったのは、家畜のえさや緑肥としてのレンゲ草の栽培がされなくなってしまったためのようです)  
穂高の道祖神公園近くのレンゲ畑が有名ですが、池田町や松川村、もちろん大町市内にも見られる場所があります。年によって変わることもありますが、見かけたら足を止めてみてください。





豊科近代美術館のバラ
 

豊科近代美術館では、500種800本といわれるバラの花が、5月から6月、敷地内の庭園に咲き誇ります。(庭だけなら入園無料)美術館の中世ロマネスク風の建物にもピッタリ。(バラ祭りは5月30日までですが、6月中旬頃までたくさんの種類のバラが見られます)




豊科近代美術館
(0263-73-5638) 










親海湿原のカキツバタ
 
白馬村の親海湿原では、5月下旬から6月にかけて、ミツガシワやサギスゲ、ヤナギトラノオ、サワオグルマなど様々な花が咲き乱れます。でも、代表格は、このカキツバタ! カキツバタは、6月中旬から下旬が見頃です。
白馬さのさか観光協会(0261-75-2811)


夢農場のラベンダー
 
  




6月中旬頃から、夢農場の斜面一面が、紫のラベンダーでおおわれます。また、毎年ラベンダー祭りが開かれ、いろいろなイベントや恒例の「野豚の丸焼き」などが行われます。ラベンダー摘み取り(紙コップ1杯500円)は、いつでもOK!(ラベンダー祭りは、6月19日~7月19日)  
また、この夢農場や同じ池田町広津のカミツレ研究所(八寿恵荘)では、カモミールの花も見られます。(カミツレ花祭りは6月4日~6日)


夢農場
(0261-62-5510)
カミツレ研究所・八寿恵荘(0261-62-9119)









明科のアヤメと花菖蒲
 
安曇野市明科の龍門渕公園とあやめ公園では、6月に入ると70種5万株の花菖蒲が残雪の北アルプスをバックに咲きそろい、初夏の風景を彩ります。(信州安曇野あやめまつりは、6月15日~30日)
安曇野市観光情報(0263-82-3131)




大町の水はおいしい!!
 
前回、途中寄った猫鼻、、、雰囲気の良い「春の小川」のような景色でした。



猫鼻の水路と風景  
このあたり、ほとんど知られていませんが、のんびり散策したり、お弁当を食べたりするのに最適な静かな所です。春の小川のような穏やかな川、、、なのですが、実は、白沢水系の水路で、その昔、江戸時代には若一王子神社へと流れる重要な水路だったようです。






大町にはもうひとつ居谷里にも水源があります。この白沢水系の水と、居谷里水系の水にまつわる話が伝えられています。ご存じの方も多いかもしれませんが、それは「男清水(おとこみず)女清水(おんなみず)」の話です。








男清水(おとこみず)女清水(おんなみず)」の話
 
昔、大町という集落があり、村人達が、その真ん中を南北に通り道を作り生活を始めた頃、その道の東側の村人は居谷里の湧水を、西側の村人は白沢の湧水を生活に使いました。月日がたち、たくさんの子供達が生まれましたが、東の集落は女の子ばかり西の集落は男の子ばかりが生まれたのです。いつしか村人達は、居谷里の水を女清水(おんなみず)、白沢の水を男清水(おとこみず)と呼ぶようになりました。  






東と西の村人が話し合いをして、真ん中に川を造り、両方の水を合わせて流すことにしました。更においしくなった川の両側にたくさんの村人が集まり、みんな仲良く幸せに暮らしました。(「大町水物語」より、一部略)













左は、大町を上から眺めた写真ですが、右奥あたりに白沢水系の水源が、右下の隠れているあたりに居谷里の水源があります。






だからおいしい大町の水道水!
 
大町の水道水は、山の水源からの湧き水を最小限の滅菌処理をしただけの水です。良く大町は「水道水だけど、おいしい!」と言われるのはそのような理由があるようです。  大町の駅前通り周辺には、湧水を飲める場所も何カ所かあります。また、2つの水を合わせた水は、「縁結びの水」とか「夫婦円満の水」と呼ばれています。


大町ロケ地めぐり(その2)  
前回「黒部の太陽」のロケ地のことを書きましたが、大町がロケ地として使われたことは、もちろん他にもあります。  



あの「犬神家の一族」も大町で!
一番有名なのは、まだ記憶に新しい大作「犬神家の一族」でしょう。  青木湖、中綱湖、木崎湖の仁科三湖や、仁科神社、仁科神明宮などで撮影が行われました。実は「犬神家の一族」、30年前にも市川崑監督、石坂浩二主演の黄金コンビで撮られています。そしてやはり30年前にも仁科三湖でロケが行われたようです。今は亡き市川崑監督のこだわりと、仁科三湖への思い入れが感じられますね。  とりわけ青木湖は、「静寂と神秘性のある湖」として、映画の雰囲気ピッタリで、監督も日本中でここしかない、という思いがあったのでは、、、、と想像できます。






撮影場所と、新旧犬神家、、、  
前回のこのブログで紹介した仁科神社と裏の阿部神社、そして、映画で那須神社として登場しているのが、仁科神明宮です。荘厳で静寂に包まれた仁科神明宮は、青木湖同様、映画の一種独特の雰囲気にかかせない何かがあったのでしょう。  
もし、30年前の第一作を見る機会があったら、比較してみると面白いかもしれませんね。設定はほとんど同じなのに、結末(ラスト)は違うようですよ!  
30年も間があいているのに、主演の石坂浩二以外に、加藤武、草笛光子、大滝秀治など、両作に登場している人も何人かいるようです。ちなみに大滝秀治は、2作とも那須神社の神官として出ています。  


なお、市川崑監督は、この「犬神家の一族」が遺作となりました。2008年2月13日、92歳で他界されているので、映画が公開されたときは、満90歳(!)になっていたのですね。  
青木湖も仁科神明宮も、最近はやりのパワースポットなのでは、、、、と思えるくらいの雰囲気ある場所です。ひょっとしたら、何かのパワーがもらえるかも、、、。  

前回紹介した「黒部の太陽」や、今回紹介した「犬神家の一族」など、テレビや映画に登場した場所を、映像やストーリーなど思い出しながらたどってみるのも楽しいかもしれませんね!!


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