
「蔓紫陽花」と書く、山地のやや湿った所に生える、アジサイ科アジサイ属の落葉つる性木本です。かつてはユキノシタ科に属していましたが、新しい植物分類表でアジサイ科が独立しました。
この写真は黒部湖の原始の森で写したものです。巨木にまとわりつき、上へ上へと逞しく登り続ける姿は壮観でした。
学名Hydrangea petiolaris Sieb. et Zucc。Hydrangeaは水を意味するギリシャ語のhydrと、容器を意味するangeaの合成語で、果実の形状から。
petiolarisは、葉柄上のという意味です。
和名は、茎が蔓性で、花がアジサイに似ていることから。
別名「ツルデマリ」「ゴトウヅル」

アジサイは、鎌倉時代には園芸種が出回っていたというほどに、日本人には馴染みが深く、万葉集にも次の2首があります。
言問わぬ 木すらあぢさゐ 諸弟らが 練の村戸にあざむかえけり 大伴家持
あぢさゐの 八重咲く如く 弥つ代にを いませ我が背子 見つつ偲はぬ 橘 諸兄
花言葉「一家団欒」アジサイ全体の花言葉は「高慢」「移り気」「無情」「あなたは冷たい」「冷淡」「ひたむきな愛情」
(記事・画像提供 観光リポーター)







