【終了】針ノ木登山道のヤマトリカブト

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「山鳥兜」と書く、山地の草原や林の中になどに生えるキンポウゲ科の多年草です。

学名Aconitum japonicum var. montanum。Aconitumはトリカブト属のことで、ギリシャ語の盾を意味するakosが語源とする説もありますが、どうも不明です。japonicumは文字通り日本の。montanumは山地性のという意味があります。

和名の由来は、山地に見られるトリカブトの意味です。なお、鳥兜とは、舞楽に用いる鳳凰の頭をかたどった冠のことを言います。

中国の古書には、トリカブトの「母根は鳥の頭の形に似ているので鳥頭(うず)そのわきにつく子根は附子(ぶし)」という記述があるそうで、日本産の猛毒植物の中でも一番強い毒性があるそうですが、漢方では毒性を弱めて用いるとのこと。若葉が山菜のニリンソウの若葉と似ていて、間違えて死亡したという例もあるようですのでご用心!

なお、中国の古書に書かれている「附子」は、狂言の「ぶす」でお馴染ですし、この毒を飲んだ人は表情をなくし、やがて死に至ることから、表情の乏しい人を「ぶす」と呼び、それがいつの間にか美しくない人をそう呼ぶようになったようです。


(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)
 

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