【終了】大町・安曇野の旅(春を訪ねて、、、)

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皆さん、お久しぶりです。いかがお過ごしですか?

そして初めてご覧になる方、、、はじめまして!

昨年4月から11月まで、月2回、書かせていただいていた、元ベテランタクシードライバー治(ハル)さんに

案内してもらう「大町・安曇野の旅」、、、、、なんと、この春から再び登場することになりました。

改めてよろしくお願いします。  



11月にこのブログがいったん終了してから早4ヶ月半、、、

その間にいろいろなことがありました。

東日本大震災および長野県北部地震に被災された方、

心よりお見舞い申し上げます。一日も早く元の生活に戻ることが

できるよう、心から祈っています。  

旅から少し遠ざかってしまった方々も含め、少しでも信州の風や

雰囲気を感じ取ってもらえるよう頑張りたいと思います。

今年もよろしくお願いします。




春を訪ねて、、、(宮の森自然園~居谷里湿原)
 

今年は、例年よりやや遅めの春ですが、まず第一回目として、そんな信州、大町の春を探しに行こうと思います。


宮の森自然園

大町で最初に春を

感じることができる

場所は、ひょっと

したら、ここ

「宮の森自然園」

かもしれませんね。

雪解けとともに

ザゼン草が姿を見せ、ワサビの花や水芭蕉、

水の中では、流れに揺らいでいるバイカモの花を

見つけることもできます。  

ここ宮の森自然園は、大町温泉郷にもほど近く、

木道を一周しても30分程度と、

手軽な散歩コースといえます。

どちらかというと穴場的な場所で、静かに散策

したい人向きかもしれません。




また、初夏には、この周辺でホタルも飛び交います。





居谷里湿原
 

宮の森自然園を経て、ここ居谷里湿原にやってくると、

春の訪れの微妙な違いを感じることができます。

宮の森よりも山あいにあるせいでしょうか、

体感温度もかなり涼しく感じられます。

残雪の量も多く、そして、こちらのザゼン草は

まだ小さく、まるで子供のザゼン草のようで

とてもかわいかったです。  


ここ居谷里湿原は、幅130m、長さ1500mの湿原で、

県の天然記念物にも指定されています。

これから5月中旬頃にかけて、ザゼン草やリュウキンカ、

水芭蕉、ミツガシワなどの花や、長野県以北では居谷里湿原だけという

ハナノキ、日本で最も小さいハッチョウトンボ、木の枝に卵をつける

モリアオガエルなど、珍しい植物や動物も見られます。

歩いた後は、散策路途中にある「居谷里一番水」の

おいしい水でのどを潤すのもいいですね。  





春はまだ浅く、訪れた時はまだモノトーンの

風景でしたが、日一日とこの風景の中に

様々な彩りが加わってくることでしょう。

花の咲き方もやや遅れ気味の今年ですが、




これから様々な花々が、訪れる人を迎えてくれることに

なると思います。






木崎湖の福寿草
 

福寿草の穴場と言ってもよさそうな群生地が、木崎湖の西側、、、西海ノ口にあります。

今回は、治(ハル)さんにその場所を案内してもらいました。たぶん、まだあまり人には知られていませんし、

人家や畑の近くでもあるので、ここだけの(?)秘密の場所としてコッソリとご紹介します。  

  

木崎湖の西側の道沿いや、風穴と猿ヶ城への登り口を少し入ったあたりにも群生地があります。

傾斜地に咲く福寿草が、午前の太陽の光を浴びて、黄金色に輝いていました。地元集落の方々が、大切に

福寿草を守っていることがうかがえました。福寿草の次は、この時つぼみがいっぱいだった水仙にバトンタッチし、

今度は水仙が可憐な花を咲かせることでしょう。

(個人の庭や畑なども近くにあるので、くれぐれもあまり踏み込まないようお願いします)

※福寿草の見頃は3月上旬~4月中旬です。




西正院
 


最初に訪れた宮の森自然園の近くに西正院という寺院があります。

ここの大姥堂には、戦国武将、佐々成政が運んできたといわれる

大姥尊像が安置されています。




ところで皆さん、佐々成政の「さらさら越え」の話をご存じですか?  

戦国時代、尾張出身の佐々成政は、織田信長から越中の国を与えられ、

富山城に居城していました。しかし「本能寺の変」後、勢力図は変わり、

天正12年(1584年)豊臣秀吉方につく素振りを見せながら、

徳川家康、織田信雄方につきました。しかし、秀吉方の前田利家と上杉景勝とに西と東をはばまれ、

南は秀吉の領地、、、、、と、八方ふさがりの状態でした。  



浜松にいる徳川家康に豊臣秀吉討伐を勧めようにも残されたルートは、

冬の北アルプスだけ、、、。佐々成政は、ここで厳冬の立山連峰越えという

無謀とも思える決断をしました。これが世に言う「さらさら越え」です。  

現在のような防寒具も登山用具もない時代、熊の毛皮をまとって、

吹雪や雪崩がおそってくる中、様々な想像を

絶する苦難を乗りこえながらの決死行だったようです。
 
しかし、この佐々成政の命をかけた行動も、家康の気持ちを変えることは

できませんでした。  

それでは西正院に話を戻します。佐々成政が「さらさら越え」をする際、

旅の安全を祈願して立山芦くら寺から運んできたといわれる大姥尊像が

ここ西正院にまつられています。  




秘仏ともいわれ、7年に一度のご開帳の時、たった1日だけ公開されるということ

です。高さ39.5cmながら、かなり迫力のある写実的な木像で、市文化財にも

指定されています。ちなみに前回のご開帳は、2009年6月22日でした。  




さて、今回のお昼に選んだお店は、

国道148号線沿い、木崎湖を望む場所に

建つ「ビストロMeeja」さんです。















ビストロMeeja(ミィーヤ)
 

しっくい壁に太い梁、フランスの田舎町かと思う建物。シェフもスイス修行や日本での経験を積んだベテランで、

ヨーロッパ風のカジュアルな感覚のレストランです。  

右の写真は本日のランチで、メインは

信州産福味鶏胸肉のポワレきのこソース。

メイン料理にスープ、サラダ、パン、コーヒー

or紅茶がついて1280円でした。  







 







そしてこちらのスイーツ&パスタ(平日

10食限定1280円、左の写真)は、

女性におすすめ!ポタージュ、サラダ、

お好みパスタ(メニューに載っている

4種類から選べる)、スイーツ、コーヒーor紅茶がついていて結構ボリュームがあります。今日、選んだパスタは、

クリームカルボナーラで、細めのパスタがクリーミィなソースによくからんで、幸せになるおいしさでした。

スイーツ(←もちろん別腹ですヨ)は、米粉のロールケーキとシュークリームが選べ、私は米粉のロールケーキを

お願いしましたが、モチモチとした食感を楽しめておいしかったです。  

もちろんパスタやピザの単品もいろいろあって、「どれにしようかな?」と迷うのも、食いしん坊には楽しみです。  

また、今回は食べることができませんでしたが、タルト・タタンも人気のようです。

訳すと「悪魔のアップルパイ!?」・・・なんかそそられますネ。次回はきっと味わっていることでしょう。

〔住所〕〒398-0001 長野県大町市平12062
〔TEL〕0263-23-1187
〔営業時間〕11時~14時 17時~21時
〔定休日〕火曜日 (ビストロMeeja HP)  

今回は、まだ春浅い景色の中、早春の花を訪ねて散策しました。同じ日に宮の森自然園と居谷里湿原という2つの

湿原を訪れましたが、標高や日当たりなど様々な影響で季節の進み方や花の見頃が違うのを目の当たりにして、

興味深かったです。ザゼン草が終盤の宮の森に対して雪の残っている居谷里の方はまだまだこれからといった感じ

でしたから。同じ大町市内でも安曇野に接する南部と白馬に近い北部とでは花暦にも時差があるので、花や紅葉が

目的の旅でのヒントにしてくださいね。桜前線はまさに今、安曇野、大町、白馬エリアを通過しているところです。

ふきのとうやタンポポ、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウなど、足下に顔を出した小さな春にもウキウキしながら、

北アルプス山麓の春の幕開けをお楽しみください。

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