【終了】黒部湖のツルリンドウとイワガラミ

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25日に、9月4日に行われる大町市観光協会の黒部ダムトレッキングイベント2011

「のんびり湖畔散策 遊歩道コース」の下見に、ガイド仲間5人で行って来ました。

この時期見られる花や木の実。蝶々、動物の足跡や爪跡などを調べ、2時間半の間にどんな物語を紡ぎ出すか。

それを2回の下見で作り上げねばなりません。次は前日の9月3日に下見です。


【ツルリンドウ】

 

■「蔓竜胆」と書く、山地や丘陵の木陰に生えるリンドウ科の蔓性の多年草です。

学名Tripterospermum japonicum。Tripterospermumはツルリンドウ属のことで、ギリシャ語の3を

意味するtriaと、翼を意味するpteronと、種子を意味するspermaとの合成語で、種子に3枚の翼が

あることから。japonicumはそのまんま日本のという意味です。

秋に熟した液果は、それだけでは味がないので食用には向きませんが、果実の2~3倍量の35度の

ホワイトリカーに漬け込み、果実は3~4ヶ月で引き上げ、約6ヶ月ほど置くと、淡紅褐色のツルリンドウ酒が

出来上がります。

『源氏物語』第10巻の「夕霧」で、沈みゆく日の光の中から黄昏の色が顕れるように、竜胆の紫が露に

濡れている様が描かれているけれど、これはツルリンドウのことだとする説もあるようです。

花言葉「情愛」「悲しんでいるときのあなたが好き」「正義」


【イワガラミ】

 

■「岩絡み」と書く、山地の太い樹木や岩に寄生するアジサイ科の蔓性落葉木本です。嘗てはユキノシタ科に

分類されていましたが、新しい植物分類表でアジサイ科に分類されました。

学名:Schizophragma hydrangeoids。Schizophragmaはイワガラミ属のことで、壁が裂けるという意味です。

hydrangeoidsはアジサイに似たという意味です。

和名の由来は、岩絡み(いわがらみ)であり、大きな樹木や岩に、茎から気根を出して、からみつくことから。

ユキカズラという別名もあるようです。

ツルアジサイとよく似ていますが、ツルアジサイの白い装飾花の蕚片が4枚なのに対してこちらは1枚で大きく、

よく目立ちます。

若葉を摘み、そのまま揚げ物にしたり、茹でてさらしてから和え物、おひたしにしたり、油いため、汁の実にして

食べることができるそうです。

花言葉「忠実」「平凡」

 

(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)

 

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