【終了】顔を出し始めたザゼンソウ

  • 投稿日:

宮の森自然園のザゼンソウが雪の中から顔を出し始めました。

まだまだ小さいので、今週後半あたりからが見ごろだと思います。

「座禅草」と書く里芋科の多年草で、雪を割るように湿地に顔を出し、

雪国に春を告げる花の代表格です。

学名Symplocarpus renifolius。

Symplocarpusはザゼンソウ属のこと。renifolius は肝臓形の葉の

という意味。Symplocarpusは、ギリシャ語で結合という意味の

symploceと、果実という意味のcarposが語源だそうです。

花のころの姿が、色も形も達磨大師が座禅を組む姿にそっくりなので、

この名がついたのだそうです。また、その姿から「ダルマソウ」春一番に

姿を見せることから「春坊主」の異名があります。

 

この花は開花する際に発熱が起こり、約25℃まで上昇します。そのため周囲の氷雪を溶かし、

いち早く顔を出すことで、この時期には数の少ない昆虫を独占し、受粉の確率を上げているのだそうです。

花穂は暗紫褐色の仏炎苞にすっぽりと包まれ、悪臭を発生させますが、この臭いが昆虫を呼び寄せ、

熊さんは好んでこの花を食べるのだとか・・・ 人間にとっての「くさや」みたいなものですかね(^^A

なお、毒虫に刺されたとき、皮膚が痒いときに、葉・葉柄を潰した汁を直接患部に塗布すると薬効があるようです。

また、奥飛騨地方では、ザゼンソウをアカゴ、ミズバショウをシロゴと呼び、葉柄を茹で、乾燥させて食べたとのことです。

花言葉「沈黙の愛」「ひっそりと待つ」

(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)

最近の記事

カテゴリ

月別アーカイブ