10月4日に唐花見湿原に行ってきました。
現在ミヤマウメモドキの実が実っています。
青い空と緑の葉、真っ赤な実のコントラストがとても綺麗でした。
これから徐々に葉が落ちて赤い実だけが枝に残るので、雪が降ると
赤い実が更に映えて美しいコントラストを見せてくれます。
葉がある今の時期から葉が落ちて実だけになる初冬に
かけてまで綺麗な赤色の実を楽しめます。
トレッキングも楽しめますので、お天気の良い日は唐花見湿原に
足を運んでみてはいかがでしょうか。
10月4日に唐花見湿原に行ってきました。
現在ミヤマウメモドキの実が実っています。
青い空と緑の葉、真っ赤な実のコントラストがとても綺麗でした。
これから徐々に葉が落ちて赤い実だけが枝に残るので、雪が降ると
赤い実が更に映えて美しいコントラストを見せてくれます。
葉がある今の時期から葉が落ちて実だけになる初冬に
かけてまで綺麗な赤色の実を楽しめます。
トレッキングも楽しめますので、お天気の良い日は唐花見湿原に
足を運んでみてはいかがでしょうか。

「曙草」と書く、山地の湿原や沢沿いに生えるリンドウ科の2年草です。
学名Swertia bimaculata。Swertiaはセンブリ属のことで、16世紀のオランダの植物学者Swertさんの名に
因みます。bimaculataは、二つの斑点があるという意味で、花の黄緑色の2つの大き目の斑点を指しています。
5枚の可愛らしい花びらの一枚一枚に紫色の小さな斑点がたくさんあり、黄緑色の少し大きめの斑点が2つずつ
あるのが特徴です。
和名の由来は、この白い花びらを明け方の空に、花びらにある斑点を夜明けの星に見立てて名づけられたと
いいます。
素敵な名前ですよね♪
別名ヨシノソウ、ヨシノシズカ、キツネノササゲ
花言葉「初恋」「今日も元気で」
(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)
25日に、9月4日に行われる大町市観光協会の黒部ダムトレッキングイベント2011
「のんびり湖畔散策 遊歩道コース」の下見に、ガイド仲間5人で行って来ました。
この時期見られる花や木の実。蝶々、動物の足跡や爪跡などを調べ、2時間半の間にどんな物語を紡ぎ出すか。
それを2回の下見で作り上げねばなりません。次は前日の9月3日に下見です。
【ツルリンドウ】

■「蔓竜胆」と書く、山地や丘陵の木陰に生えるリンドウ科の蔓性の多年草です。
学名Tripterospermum japonicum。Tripterospermumはツルリンドウ属のことで、ギリシャ語の3を
意味するtriaと、翼を意味するpteronと、種子を意味するspermaとの合成語で、種子に3枚の翼が
あることから。japonicumはそのまんま日本のという意味です。
秋に熟した液果は、それだけでは味がないので食用には向きませんが、果実の2~3倍量の35度の
ホワイトリカーに漬け込み、果実は3~4ヶ月で引き上げ、約6ヶ月ほど置くと、淡紅褐色のツルリンドウ酒が
出来上がります。
『源氏物語』第10巻の「夕霧」で、沈みゆく日の光の中から黄昏の色が顕れるように、竜胆の紫が露に
濡れている様が描かれているけれど、これはツルリンドウのことだとする説もあるようです。
花言葉「情愛」「悲しんでいるときのあなたが好き」「正義」
【イワガラミ】

■「岩絡み」と書く、山地の太い樹木や岩に寄生するアジサイ科の蔓性落葉木本です。嘗てはユキノシタ科に
分類されていましたが、新しい植物分類表でアジサイ科に分類されました。
学名:Schizophragma hydrangeoids。Schizophragmaはイワガラミ属のことで、壁が裂けるという意味です。
hydrangeoidsはアジサイに似たという意味です。
和名の由来は、岩絡み(いわがらみ)であり、大きな樹木や岩に、茎から気根を出して、からみつくことから。
ユキカズラという別名もあるようです。
ツルアジサイとよく似ていますが、ツルアジサイの白い装飾花の蕚片が4枚なのに対してこちらは1枚で大きく、
よく目立ちます。
若葉を摘み、そのまま揚げ物にしたり、茹でてさらしてから和え物、おひたしにしたり、油いため、汁の実にして
食べることができるそうです。
花言葉「忠実」「平凡」
(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)

御存じ「桔梗」と書く、山地や草原に生えるキキョウ科の多年草です。古くから栽培され、園芸品種も多いですね。
秋の七草のひとつに数えられている朝貌(アサガオ)はキキョウのことであると言われています。
学名Platycodon grandiflorum。Platycodonはキキョウ属のことで、広いという意味のplatysと、
鐘を意味するcodonの合成語で、花の形状から。grandiflorumは大きい花という意味。
和名の由来は、漢名「桔梗」を音読みしたことから。
別名「キチコウ」
古名「アリノヒフキ」「オカトトキ」
アリノヒフキ(阿利乃比布岐)は、「蟻の火吹き」という意味で、蟻が桔梗の花びらをかむと、蟻の口から蟻酸(ぎさん)
というのが出て、桔梗の花の色素アントシアンというのを変色させるために、紫の花の色が赤く変わリ、蟻が火を
吹いたように見えることからだとか。
オカトトキは・・・う~む・・・
キキョウの3~5年目のものの根を、花が終わり、地上部が枯れる頃から春頃までに掘り、細根を取り除いて
水洗いをして、日光でよく乾燥させます。これを桔梗根といいます。
この桔梗根は、せきやたんが出るとき、のどの痛みの激しいとき、しわがれた声になったときに薬効があるようです。
また、その煎液でうがいをすると、扁桃炎によるのどの痛みを和らげることができるそうです。
いずれにしても、ちゃんと漢方の専門家にお願いした方が良いですね。
万葉集に詠み人知らずで、こう詠われています(朝顔=桔梗)
朝顔は 朝露負ひて 咲くといへど 夕影にこそ 咲きまさりけれ
花言葉「やさしい愛情」「誠実」「変わらぬ愛」「従順」「気品」「清楚」「正義」
(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)

「信濃撫子」と書く、山地の河原や荒れ地、高山の草原や岩場などに生えるナデシコ科の多年草で、
花が小ぶりで色が濃く、花弁の切れ込みが浅いのが特徴です。
学名Dianthus shinanensis
Dianthusはナデシコ属のことで、ギリシャ語でギリシャ神話の最高神ゼウスを意味するDiosと、
花を意味するanthosからなり「ゼウスの花」「神聖な花」という意味です。
Shinanensisは、そのまんま信濃のという意味。
和名の「撫子」の由来は、我が子を撫でるように可愛い花であるところから、というのが有力なようです。
別名「ミヤマナデシコ」
ナデシコについては、ドイツの民話に、聖母マリア様とナデシコにまつわる、こんなお話があります。
主が十字架の上で亡くなったとき、雑兵たちがキリストの手や足に打たれていた3本の血のついた釘を抜き、
地面に投げ捨てました。キリストの遺体が近くの岩墓に葬られたとき、マリア様はもう一度ゴルゴダの丘に引き返し、
血のついた釘を大切な思い出として持ち帰りました。
マリア様が釘を拾い上げたとき、マリア様が手をやったその場所から、血のように赤い花が芽生えました。
その花が自分の持つ血のついた釘とよく似ていることに驚いたマリア様は「ナデシコ」と名づけました。
ここでいう「ナデシコ」を意味するNägeleinという単語は「小さな釘」という意味も持つそうですが、その雰囲気は、
カワラナデシコよりは花が小ぶりで色が濃く、スックと背の高いシナノナデシコにより近くはないでしょうか。
それにしても毎年シナノナデシコを観察していて、例年は紫やピンクがほとんどですが、
今年は本当に血のように赤い花です。
こんな色だと、ドイツ民話の持つ雰囲気が良く解りますね。
(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)

「蛍袋」と書く、山野に生えるキキョウ科の多年草です。これは白花で、一般的には淡紅紫色の花が多いですね。
学名Campanula punctata。Campanulaはホタルブクロ属のことで、ラテン語で小さな鐘という意味があり、
ギリシャ神話の愛らしいニンフのことでもあります。Punctataは斑点のあるという意味です。
和名の由来は、子供がこの花の中に蛍を放して遊んだことから。また、本来は火垂袋(ほたる袋)で、
形が提灯に似ているところから名がついたとの説もあります。
地方によっては、チョウチンバナ、トウロウバナ、アンドンバナとも呼ばれているようです。
さらに、梅雨の時期に咲くので、アメフリバナの名も与えられています。
学名のカンパニュラについてのギリシャ神話は、こんな内容です。
愛らしいニンフのカンパニュラは、 この世の果てにある果樹園の金のリンゴを守るのが仕事でした。
ある日、ひとりの騎士が金のリンゴの噂を聞きつけて、果樹園に盗みに入りました。
カンパニュラは必死に鐘を鳴らし助けを呼びますが、番人の竜が駆けつけたときには、すでに息絶えていました。
この話を聞いた花の女神フローラは、カンパニュラを哀れに思い、花に変えてあげました。
若葉、若芽を摘み取り、揚げ物にしたり、茹でてさらしてから、和え物、おひたし、汁の実や油いためにして
食べられるし、花は、7~8月の開花期に摘み取り、甘酢和え、酢の物、花サラダにして食べられるのだそうです。
花言葉「正義」「貞節」「愛らしさ」「忠実」「誠実」。
(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)

久しぶりの黒沢高原の写真です。
「立山靫草」と書く、本州中部地方以北の亜高山から高山の草地に生えるシソ科の多年草です。
お祭り広場の手前の登山道で、雪渓を背景にして咲いていてくれました。
学名Prunella prunelliformis。Prunellaはウツボグサ属のことで、「扁桃腺炎」という意味だそうですが、
薬用に用いられていたことからですかね。ただ、扁桃腺に効くという記述は見当たりません(>_<)
prunelliformisは、ウツボグサのようなという意味。
和名の由来は、立山に多く自生が見られ、ウツボグサに似ていることから。またウツボとは、毛ばだった花穂の
ようすを、武士が矢を入れて持ち歩いた用具のことで、長い竹かごで作り、その外側を虎や熊、猿などの毛皮や
鳥の羽で覆った「靫」に見立てたものです。
ウツボグサに比べると花穂が短く、花が大きくて色が濃いのが特徴で、花の後走出枝が出ません。
花穂を乾燥させたものを夏枯草と呼び、利尿剤にする外、肝炎、腎炎、膀胱炎、尿道炎、口内炎などにも
薬効があるようです。
花言葉「感謝」「誠実」「協調性」
(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)

久しぶりに仏崎観音の野仏様の登場です。
ちょうど夏蕎麦が咲き始め、良い雰囲気になっています。
ご存じ「蕎麦」と書く、中央アジア原産の、やせ地に育つタデ科の1年草です。
学名Fagopyrum esculentum。Fagopyrumはソバ属のことで、ラテン語でブナを意味するFagusと、
ギリシャ語の穀物を意味するpyrosの合成語で、三つの角を持つ実がブナと似た実を持つ穀物を意味します。
esculentumは、食用になるという意味です。
ソバは2カ月余りで収穫できるため、麦や米が不作だったりすると急きょソバを蒔き、凶作の備えにしたりしました。
夏ソバは5~6月に種を蒔いて7~8月に収穫し、秋ソバは7~8月に種を蒔き10月ころに収穫します。
秋ソバは新そばともいわれて、味も香りも夏ソバよりも優れています。
ソバは、古くに中国から朝鮮半島を経て渡来したもので、奈良時代以前から栽培されていたものと考えられ、
日本で最初の栽培は、やはり大和朝廷に縁の深い、滋賀県の伊吹山の山麓で行われたとされています。
蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな
なんて、松尾芭蕉が詠んでいます。
そういえば、アンデルセン童話の中に「ソバと夕立」のお話がありました。
昔々ある所に、広い広い畑がありました。そこにはライ麦や大麦やカラス麦の畑とソバの畑がありました。
ソバは高慢で、自分達の美しさや花の素晴らしさを自慢していました。
ある日、夕立が近付くと、野の花たちは花びらを閉じたり、頭を垂れたりしましたが、ソバはつんと立ったままでした。
麦たちもソバのことを心配して説得しようとしましたが無駄でした。「ソバさん、頭をお下げなさいな」
ほかの作物がいいました。「だれに頭を下げるんだね? なんのために?」「つよい雨に、たたきつけられます。
激しいイナヅマに目がくらみます。あのイナズマの中には、天の神さまがいらっしゃるんですよ」
「よし、ぼくは神さまを見てやろう」その時、ものすごい稲光が走り、夕立が過ぎ去りました。
夕立の後はせいせいして、なんともいえない良い気持ちです。野の花や麦たちはまた頭をもたげました。
しかし、頭を下げることを知らないソバは、稲光にやられて真っ黒になっていました。
これは、ソバの白い可愛らしい花が、黒褐色の尖った角を持つ実になることの不思議を現しているのでしょうね。
花言葉「懐かしい思い出」「あなたを救う」「喜びと苦しみ」
(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)

「笹百合」と書く、山野の草原に生えるユリ科の多年草です。
昨年、ノネズミによって全滅の危機を伝えられ、保護のために人間の手を入れ過ぎることの難しさを
考えさせてくれた鷹狩山のササユリですが、何とか生き残ってくれました(^o^)
学名Lilium japonicum。Liliumはユリ属のことで、ともに白を意味するケルト語のliとギリシャ語のlerionに
因んだラテン古名とのこと。
和名の由来は葉の形がササの葉に似ているから。
古事記に登場する「山由利草」はササユリのことで、古くはヤマユリとササユリの名が逆に使われていたとか。
オニユリ、ヤマユリ、テッポウユリなどもそうですが、ササユリの鱗茎を掘り取り、水洗いして熱湯をかけてから
天日で乾燥させたものを、生薬で百合(ひゃくごう)と言い、気管支炎や肺炎などの回復期に少し炎症が残っていて
咳がでるような場合などに良いほか、解熱、鎮静、利尿作用などの薬効があるそうです。
ただ、ササユリは希少植物なので、採集は厳に慎みましょう!
花言葉「清浄」「上品」
(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)

なかなか晴れ間が出なので足が遠のいていた鷹狩山ですが、久しぶりにちょこっと登ってみました。
まだササユリは蕾でしたが、新しく咲いていてくれた花もたくさんありました♪
「蛍袋」と書く、北海道~九州の山地、草原などに自生するキキョウ科の多年草です。
学名Campanula punctata。Campanulaはホタルブクロ属のことで、ラテン語で小さな鐘という意味です。
punctataは斑点のあるという意味です。
和名の由来は、昔、子どもたちが、夜つかまえた蛍を、この花の中に入れて遊んだことからという説と、
蛍の出る頃に咲くからという説もあります。
別名「ツリガネソウ」「チョウチンバナ」
若葉、若芽を摘み取って揚げ物にしたり、茹でてさらしてから和え物、おひたし、汁の実や油いためにして
食べ、花は開花期に摘み取り、酢の物、花サラダにして食べることができるそうです。
花言葉「愛らしさ」「誠実」「忠実」「正義」「悲しい時のきみが大好き」
ところで、この花の属名はカンパニュラ。この言葉の響きを聴くと、何故か、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に
出てくる男の子カンパネルラを思い出してしまうのですね~。
(記事・画像提供 観光リポーター鹿田氏)