大町だより

信濃大町の達人ブログ 大町・白馬の旅(初夏の花めぐり)

梅雨の晴れ間、、、しっとりとした緑が輝くようで、梅雨とはいえ捨てた

ものではないと思う今日この頃、、、いかがお過ごしですか?  

ベテランタクシードライバー治(ハル)さんに案内してもらう旅、

今日は、初夏のこの時期にしか見られない花々を見に親海湿原に

訪れました。

暑くもなく寒くもなく、快適な日で、梅雨時だからと家に

いるだけではもったいないと、あらためて思いました。



塩の道で白馬村へ  

途中、中綱湖、青木湖、、、そして塩の道で佐野坂峠を越えて、

白馬村までやってきました。

この時期訪れる人が少ない塩の道(千国街道)では、

三十三番観音の石仏たちが、ひっそりとたたずんでいます。

その昔、豪雪の時は、歩荷(ボッカ)や旅人たちの

道しるべにもなった石仏たちが迎えてくれました。  



そして、いよいよ今日の目的地、、、今の季節様々な花に出会えるまさに植物の宝庫といってもいい親海湿原に

到着しました。











親海湿原  

国道沿いの駐車場から10分ほどの距離

ですが、この親海湿原には約300種もの

植物が自生しています。実は、4年前まで

白馬村に住んでいた私たちにとっては、

とても懐かしい場所でもあります。早春から

夏頃まで色とりどりの花が入れ替わり

咲き競い、また珍しいトンボや昆虫にも

出会える素敵な場所です。


サワオグルマ

木道を歩き始め、最初に目に飛び込んできたのは、

鮮やかな黄色いサワオグルマでした。

比較的大きめで、わりと長く見ることのできる花です。







カキツバタ

そして、親海湿原を代表する花、、、カキツバタ!

カキツバタを見たくて、親海湿原を訪れる人も

たくさんいると思います。

紫の大きな花で、年によっては一面紫の

ジュータンのようになることもあります。
 











サギスゲ

この白くて綿毛のような花は、サギスゲです。

ちなみに八方尾根などで見られるもう少し丸みを帯びた

綿毛の花は、ワタスゲです。サギスゲも同じワタスゲ属です。

その名の通り、飛んでいるサギの姿にたとえたようですね。






ミツガシワ
 

こちらはミツガシワ。といってもわずかに咲き残っているだけで、

2週間ほど前、、、

毎年カキツバタが群生する少し前の時期に、このミツガシワが

一面群生します。



ヤナギトラノオ
 

ヤナギのような葉と虎の尾のような花から名前がついた

ヤナギトラノオです。

独特の花のつき方で、親海湿原の中でも注意して歩けば

わりと見つかります。

でも、全国的には、珍しい部類に入る植物です。




マムシグサ
 

こちらは珍しいというよりちょっと気味の悪いマムシグサ。湿原の中ではなく、

途中の道や奥の林の中などでよく見かけます。

暗い林で見かけると、本当にマムシが頭を持ち上げているようで、ドキッとします。

頭のように見える部分は、花ではなく、苞(ほう)です。

水芭蕉などと同じサトイモ科なので、遠い親戚、、、といえるのですが、

似ても似つきませんね。



イトトンボ
 

青いイトトンボを何種類か見かけました。

オゼイトトンボと思われますが、

イトトンボは種類も多く、他にもエゾイトトンボや

セスジイトトンボなど、とてもよく似た

イトトンボ(詳しくないので正確ではありません)

もいるようです。また、日本で一番小さく、

世界的にも最小部類に属するハッチョウトンボも、親海湿原には

生息しているそうなので、今度はぜひ出会いたいと思います。  


かわいいコガモが、田んぼのお手伝いを、、、  

お昼は大町で、、、と戻ってくる道すがら、アイガモ農法の田んぼを

たくさん見かけました。  

アイガモ農法とは、除草剤などを使わず、アイガモに雑草を食べてもらう

農法で、アイガモのヒナが、雑草は食べるがイネ科の植物は食べない、

という性質をうまく利用した農法だそうです。  

しばらく見ていましたが、アイガモのヒナたちの食欲旺盛なこと、、、

ものすごいエネルギーで動きまわっていました。除草だけでなく、

害虫の防除や、動きまわることによって稲の生育を手助けするという効果も

あるようです。  

ただ、アイガモの飼育のために小屋を作ったり、草だけでは足りない

アイガモの餌を手配したり、また、アイガモが逃げたり逆に他の野生動物に

襲われたりしないよう、ネットを張ったりする必要もありますし、それに

大きくなってからのアイガモの処理(マァ、食べてしまう=命を頂く ということ

ですが、、、)など、いろいろ手間もかかり大変なようです。  

それらがうまく両立して、アイガモくんたちによって、お米がおいしくなるなら、

それにこしたことはないと思います。


わっぱら家  

さて、本日の昼食は、大町温泉郷から

車で1~2分、上原(わっぱら)遺跡の

近くにある、地元で評判のおソバ屋さん

「わっぱら家」(平成17年オープン)

に来ました。  

道から少し奥まった、どちらかというと

わかりづらい場所にもかかわらず、


昼時はいつも混んでいる人気店です。まずこの建物、、、

単なる古い民家というだけでない重厚さ、、、

それもそのはず、この建物は、明治時代、大町の裁判所

だった建物なんです。

柱や壁、調度品や焼き物(こちらのご主人は、

陶芸作家でもあるのです)など、ちょっとした

古民家博物館のようでした。  




今回注文したのは、「もりそば」(700円、大もりは900円)と「ぬき天」(200円)。

「ぬき天」って何、、、? と思ったら、天ぷらそばからそばをぬいたのが

「ぬき天」とのこと。ナルホド、、、、、。単なる天ぷらとは違って、ちょっと

お得な感じ(値段も200円と、とてもお得!)でした。  

そばは、細めながらしっかりとコシがあり、そばに関してもかなりのこだわりが

あるのかと思いきや、ご主人に聞いたら「うちは、いっさいこだわりはない」とのこと。

これは謙遜なのか、それとも、、、、、。

(おいしければそれでいいのです)  

今回は室内側を選びましたが、テラス席(縁側席)

もあります。和風ガーデン席といった感じで、

庭を眺めてリラックスできそうです。





〔住所〕〒398-0004 長野県大町市平わっぱら

〔TEL〕0261-22-8432

〔営業時間〕11時~夕方(16時頃 冬は15時頃)売り切れ閉店

〔定休日〕 火曜日と第4水曜日

 

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